売り込むのはニーズ

就職活動の面接で、よくされた質問がある。
どこにでもあるボールペンを使って、これを売り込んでください、あなたならどうしますか、という質問だった。

今であれば、お客様との会話のキャッチボールを想像しながら売り込むことができるが、就職活動中はまだそのようなことを理解していなかった。
自分の思ったことを相手に押しつけるような言い方をしたように覚えている。

これが実際のビジネスの場になった時に役に立つか。
答えはノーだ。

この商品はとても良いものだと言われたとしても、納得しなければ購入はしない。
どんなに良い商品だとしても、自分に必要がなければ購入に値しない。

逆に考えれば、お客様が商品を見ながら、これは自分にとって必要かな、と考えるのではなく、こちらから提案するのも1つの手だ。
お客様のニーズを聞き出して、それに合った必要性を提案できれば、どんなにありふれているボールペンも売ることができるだろう。

面接の時はなぜ、こんなことを聞くのだろうと思った。
それが今なら分かる。
商品を買ってもらうということはどういうことか、ということが少し分かった証拠だ。

姿かたちのあるものは、お客さんにも目視が可能なので、売買の実感を与えることが出来るが、コンサルティングなどの知的情報の提供は、金銭と受けた知識のバランスを均等に保たせるのは非常に難しい。

お客さんが納得すれば、支払った料金は安く感じるため、絶対的価値ではなく相対的な感覚が必要とされるものなのかもしれない。

サービスエリアの話

私はサービスエリアが好きだ。
あまり車で遠出をする性分ではないので、めったに用はないのだが、時々サービスエリアに行きたくなる。
何で行きたくなるかといえば、言わずもがな、サービスエリアグルメのためである。

時たま夕方のニュースの延長で、B級グルメやら下町のグルメ情報なんかを取り上げているが、そのコーナーで紹介されるくらい、サービスエリアグルメというのは需要が高いのである。
最近のサービスエリアは相当利用客心理を分析されており、いかに快適に過ごせるか、いかにニーズにマッチするかというのを徹底的に考慮されている。
それだから滞在時間も長くなるし、サービスエリア目的で出かける、という人も少なくないという。
私も、観光地には電車でいくタイプなので、なかなか目的地があって車は出さないが、サービスエリアのためだけだったら出かけたいなと思う。
サービスエリアのカレーとラーメンは、スキー場のカレーとラーメンに匹敵するくらいに美味しいと思っている。
でも一番すきなのはやっぱり建物の外にある、ちょっとした屋台的な軽食コーナーである。
大抵のサービスエリアで売っているのだが、さつま揚げを串に刺したやつ、あれほど美味しいおやつはない。
一番好きなのは、とうがらしを軽くきかせたいわし揚げ、海老やタコも捨てがたい。
相当こってりしているのに、いくらでもいける、ような気がしている。
あとはご当地ソフトクリームも素敵だ。
本来ならば全然惹かれないような、とんでもない味のバリエーションを作ってしまうところがいい。
わさび味とか、しょうゆ味とか。
ちなみに私は、もっぱらバニラとチョコのミックスである。
堅実な性格なのである。
今度、久しぶりに連休を外して行ってみようと思う。

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